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不安

苦しみの中にいるとき、
悲しみの中にいるとき、
また、何もない時でも、不安という感情は
つきまとう。

不安になったことがない人はいない。

ただ、うまく解消できるひともいる。

わたしは、どちらかというと、

解消しにくい。

むしろ、長引く。

あることないこと考え始め、

収拾がつかない。

そんな自分を理解している。

不安になるにもエネルギーを使う。

カウンセリングに来られる方の多数は不安という感情の中にいて、

どうしていいかわからない、
眠れない、
食欲がない、
動けない、

そして、よからぬことが、頭によぎる。

それがまた恐怖となる。

すごくよくわかるだけに、
毎回胸を強く打たれる。

不安という感情エネルギーは、

溜めておくものではない。

どうにか発散したい。

それにはいくつかの方法がある。

①誰かに話を聞いてもらう
②不安なことをノートに書き出す
③自己肯定感を上げる
④わざと忙しくしてみる
④気分転換を行う

など。

友人などにはなすだけで、
その時は気がまぎれる。
そして、話すこと、書くことで、
こんがらがった線を、整理できる。

また、自己肯定感を上げるために、
得意なことをやってみたり、
用事をたくさん作ってみるなどの方法もある。
いわゆる気分転換にもつながる。

しかし、ここまでのことをするにもエネルギーがいるし、そもそも動けずじっとしていたいのに!

と思いますよね。。

わかります。すごく。

でも、不安エネルギーを消化するには、

やっぱり動くことが、1番だとされています。

鬱病などにも効果がありますが、

動くこと、思いっきり走ってみる、散歩でもOK。

また、用事をたくさんつくれば、動かなきゃいけませんよね。

そうやって、動いてエネルギーを消化するのです。

きついですよ、不安なとき動くのは。

ずっと考えていたい、どうしてこうなったのか。

解決したいから。

でも、それももちろん、してOKですが、

併用して、動くこともやってみてほしいのです。

安全に、動いてみる。です。

不安は、負の感情に聞こえますが、

それは違います。

不安を感じるから、ブレーキもかけられるし、

危機管理もできるのです。

そして、自分を守ることにもなる。

ある程度の不安感情は、常に持ち合わせていて
大丈夫なのです。

ただ、行き過ぎると、苦しくなります。

容量オーバーになると、動けなくなります。

不安の中身も、人それぞれですが、

その渦中にいるときは、本当に苦しい。

まわりも見えない。

見えているつもりでも。

なにからどうしたらいいのか、

わからなくなったら、

いつでもお話に来てくださいね。

♦文藝春秋CLEAに掲載されました♦R4.6.7

https://www.kokorotomoshibi.com/archives/1406

♦スポニチ九州とデイリースポーツに掲載されました♦R4.6.15

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♦婦人公論に掲載されました♦R4.7.15

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♦雑誌Rayに掲載されました♦R4.7.23

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♦︎天然生活に掲載されました♦︎R4.10.20

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♦︎スポニチに掲載されました♦︎R4.10.26

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